Peaches & Herb(ピーチェス&ハーブ)

Herbert FeemsterことHerb Fameがソウル界の名プロデューサーVan McCoyと出会ったことがきっかけ。1966年、Van McCoyのプロデュースにより、Sweet Singというグループで活動していたFrancine “Peaches” BarkerとのDuoで音楽界にデビューする。Peaches & Herbのスタートである。




「Let’s Fall In Love」’67年


Van McCoyによるプロデュース。同アルバムに収録されている”Close Your Eyes”、”Let’s Fall in Love”、”Love is Strange”などがヒットした。当時からSweet Soulのイメージが強く、ラジオDJなどには人気があったようだ。同年発売された「For Your Love」はチャート13位、同アルバムはチャート30位と健闘している。

「Golden Duets」’68年

“Love Is Strange”が収録されている。この後、HerbはFrancine “Peaches” Barker とのデュエット活動を一時休止している。

それにしても、Sweetな感じがする。Blackと言えば、ファンキーが流行りだしていた頃に、このムードだから、当時のDJがPeaches &HerbをSweet of Soulとして烙印を押してしまったのも分かる気がしなくもない。この後、もう一人ボーカルが参加して2年間ほど活動するが、解散した。

Peaches & Herbが再び日の目を見るのが、77年にポリドールに移籍してからのことだ。Van McCoyの提案から、Linda Greeneが女性ボーカルとして参加、76年に”We’re Still Together”を発売している。おめでというと言うべきか、残念ながらというべきか、Herbが音楽活動を始めて以来ずっとお世話になってきたVan McCoyによるブロデュースの最初で最後のヒットとなった。それがこちら。

「We’re Still Together」

しかたないというか、やはりSweetだったが、久しぶりのヒット作となった。Van McCoyに何か思いがあったんだろう、という復活の一枚だったようだ。Van McCoyはこのアルバムを最後に、Peaches & Herbのプロデュースからおりている。



「2 Hot」

Peaches & Herb結成以来の大ヒット曲が登場した。シングルカットされたディスコのチークタイムには欠かせない「Reunited 」(恋の仲直り)だ。この曲で抱き合えなければ、その日は悲しい思いをしなければならない名曲メローだ(笑)全米HOTチャート1位を獲得している。奇しくも結成以来面倒を看てきたVan MaCoyがプロデュースからおりてからのヒット作となった。この曲は68年にPeaches自身が出した”United”のリメイクである。(これもカバーでオリジナルはこちら) また、同アルバムに入っていた“Shake Your Groove Thing” も大ヒットしている。日本ではそれほど人気がなかったのかもしれない。同じノリでいくならその後のアルバムでヒットする”Funtime”になるのだろう。実際、ちこがプレイしても”Shake Your Groove Thing ”の当たりはなにげに寂しいものがあったが、Peaches結成以来、これほど変化を遂げた曲もなかっただろう。同アルバムは、全ベてチャート2位という、凄まじいヒット作となった。



「Worth The Wait」’80年

Peaches & herb結成以来、最もディスコでフィーバーした曲”Funtime”が収録されている。初期のPeaches & herbからは想像もつかないPOPでソウルフルな仕上がりだ。前作”Shake Your Groove Thing ”から更なるというか、凄まじい脱却であった。当時を知る人なら、必ずと言っていいほど、踊った曲ではないだろうか。騙されたと思って買って損なしっ!!大ヒットした割にはR&Bチャート37位。Soul・Funk・R&Bは、本国アメリカで流行らずに、日本だけでヒットした曲もあるのが面白いところだ。
後に、アルバムを3作発表している。「Sayin’ Something」’81年、R&B16位。「Remember」’83年、R&B204位。「Colors of Love」’09年